最初に、私たちは、現場で起きている事実のありのままを視ます。
売場(現場)は、買い手・商品・売り手の間での様々な情報交換の場だからです。
- 買い手(売り手)は、どのような気持ち・感覚でいるの
だろうか? - 商品は、どのような状態で陳列されているのだろうか?
目の前にいる人たちと目の前の状況に対して、関心をもって、視ることを、私たちは大切にします。
最初に、私たちは、現場で起きている事実のありのままを視ます。
売場(現場)は、買い手・商品・売り手の間での様々な情報交換の場だからです。
目の前にいる人たちと目の前の状況に対して、関心をもって、視ることを、私たちは大切にします。
現場のありのままを視る時、
五感をフル活用することを心がけます。
五感全部を働かせてこそ、ますます人やモノに対して
関心がわいてくるからです。
私たちは、経験や知識で考えるよりも、今、そこで感じることを大切にします。
「五感で感じる」ことから生まれる
「何故?」「どうして?」が、現場で学ぶ起点となるのです。
私たちは、現場で生まれた「何故?」「どうして?」の原因を探すために、
お客様視点・店員視点など視点を変えてみる
数・場所・色などに着目して、他と比べてみる など
いろいろな立場になって、いろいろなモノサシを使って、改めて現場をよく観察します。
そして、「多分こうじゃないか?」という仮説づくりを行います。
「何故?」「どうして?」に対して「多分こうじゃないか?」という仮説ができたら、まず、やってみます。(分かってからやるより、分からないからやるという意識)
実際にやってみると、仮説づくりの時に明確にできなかったこと、又は間違っていたことを知ることになります。
小局着手は、行動のフィードバックを通じて「仮説を練り上げていく」プロセスです。
「フィードバックを次につなげていくという試行錯誤」を小局着手では大切にします。
実行時には、「やっぱりそうか」と確認できない不測な事態が発生するものです。
市場や競合の動きなどがいろいろと変わり、プランの修正をしたり、方向を変えなくてはいけないということが起こります。
そこには、「明確さ」「正解」などありません。
そういう状況の下でも、日々実行をし続けていかねばなりません。
大切なのは、結果(例えば、POSなど)から「何が足りないか?」「どこを工夫すればいいか?」について、現場の事実に基づいてわかることです。
だから、私たちは、現場から離れずに「続けること」と現場での「結果を測ること」を大切にします。
小局着手で知り得た事実(何が足りないか?・どこを工夫すればいいか?など)をフィードバックするために、お客様の為に、スピードをもって、対応するのが改善です。
お客様の視点で、改善することが大切です。”ちょっと”した改善にも手を抜いてはいけません。
お客様は、その”ちょっと”の差を感じ取り、他のよりすぐれたほうへと関心を集中させるからです。
創意工夫の好事例(勝手なやり方での好結果ではなく)をすべて収集し、取捨選択して、よいものは全体で実行していくことが大切です。
水平展開は、「決められた活動」を皆で実行するのではなく、「ひとつの好事例」を皆で実行にしていくことです。