軸・スタンス

現場に全てがある

素朴で大事な疑問を持って現場に立つ

働く人がこの仕事を通して人間としての成長を実感できるお店って?お店からとても頼りにされ、かなり踏み込んだ相談を受けるメーカーの営業マンって?季節感にあふれ、いつも来るお客様に楽しみ、わくわくを感じていただけるお店とは?

自分なりに「これがいい」と考えて店頭活動をしているけれど、お客様やお店の方に、
果たして本当に役に立っているか?

納得いくまで繰り返す

ヒントは、世の中にたくさんあります。 ただ、自分ならではの実感のこもった仮説が浮かび上がってくることは、現場でしか、起こりません。
自分の五感を解放し、買う人の立場、お店の人の立場、商品の身、商品を創った人の立場、、、
いろいろ視点で現場を観察します。

「何故?・どうして・多分こうじゃないか?」を納得いくまで繰り返していくこと。

あることを始めようとするとき、また、なかなか先が見通せないとき、迷ったとき私たちは、
いつも現場に立ちます。

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売れる、売れない、結果が変わる売れる、売れない、結果が変わる

目指すべき結果を体感する

お客様、お得意様、クライアントご本人にとって、第一歩となる結果。

「それは、現実場面の何がどうなることなのだろう?」

それを体感できるまで、現場に立ちます。

「急なお泊りに必要な商品、という切り口でこの棚を統一してみたらどうだろう?」「この商品のフェース数を少なくし、その分、新しい商品を盛り込むことで、選べる楽しさが生まれ、棚全体の売上があがるのでは?」「この棚を、季節感あふれる旬な切り口で新鮮さを表現することで、定番との相乗効果が出るんじゃないか?」

第一歩として目指すべき結果が体感できると、どうすればその結果が出せるかについて、いろいろなアイデアが湧いてきます。
湧いてきたアイデアは、私たちの目の届く範囲に限定して、何回も、何店もやってみます。
思った通りの結果が出る場合、想定を超えた結果が出る場合があります。
その結果から、次はどのような結果を出すのか、のトライが始まります。

試行錯誤で見えてきた原則

現場は、いろいろなことが起きます。
予期せぬことが起きます。混沌としています。
だから、現場でやり抜いていくには、原則の力を借りることが必要です。
いろいろな原則がありますが、その中でも「最も大事な原則」は次の原則ではないでしょうか?

具体的なニーズと成果にエネルギーを集中する強みを基盤として取り組んでつかんだ結果こそが、多くのひとを惹きつける力になる

数多くの試行錯誤から、そう確信を持つようになりました。

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買う喜び・売る喜び買う喜び・売る喜び

買うこと、売ること、それは表裏一体

「あなたから買えてよかったわ」「この場所を生かして、商品をこのように陳列した方が、 お客様の立ち止まりが増えるかも知れませんね?」「あなたが提案してくれた通りやってみたら、お買い上げがだんだんと増えてきたわ。 気付いたことがあったら、また聞かせてね」

買うこと、売ること

これは裏表一体のもので、両方がマッチしてはじめて成り立つものです。
両方がうまくマッチしたとき、双方にそれぞれの喜びが生まれます。
また、買う人はある時は売る人でもあります。
売る人は買う人であるときもあります。
自分だったらしてもらうとうれしいなとおもうことを相手にしてさしあげる。
されて嫌だなと思うことは一切しない。
お店の方にもっと興味をお持ちいただくために自分にできることは他にもないだろうか?
この人から「ありがとう」と言われたら、気持ちいいだろうな。
そのために、どんなことで役にたてるのだろう、喜んでもらえるのだろう。
いつもそんな状態で仕事をし続けられれば、もっと、楽しいマッチングがたくさん
生まれるはずなのですが。