事例紹介

日用品、季節商品の売上が2〜3倍に増加。「女子の夏対策」「お泊り快適グッズ」など

コンビニ

Introduction

季節ごとにお客様に何かを気付いていただける、店にお越しになるお客様がぴんとくる売場を一緒に磨いていきませんか?」というオーナー様のご相談から始まった。

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プロセス

季節と店舗立地と客層にあったテーマを設定し、そのテーマにあった商品をまとめた売場をエンドスペースにて展開して実験。


テーマとしては、「お泊り快適グッズ」「女子の夏対策」「汗ケアグッズ」などを設定、 そのテーマがお客様に伝わるようにボードを用意して売場に設置した。


例えば、お泊り快適グッズでは、少量タイプのシャンプー・コンディショナー、クレンジングオイル・洗顔から疲れをとる入浴剤・休足時間など。 他にはフェイスマスクなどのお手入れグッズなどを並べた。

陳列棚の写真

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結果

実験前後での比較では、各テーマ(お泊り快適グッズ、
女子の夏対策、汗ケアグッズ)それぞれ売上が2~3倍に。
今まで、それほど売れていなかったものが、いきなり売れ始めたり、
今まで売れていたものも、今までの2倍売れるという結果に。

但し、課題として、定番には商品があるがエンドでは欠品しているということが実験中に何度かあった。
日用品でもお客様との接点のつくり方次第で、商品の売れ方は変わることが証明された。
次なるステップとして、この結果を維持し続けるためには、

  • エンド展開の商品管理の運用方法を決めること
  • お客様ニーズに対応した(ニーズを創造する)テーマの年間スケジュールを決めること

など、これからやらなければならないことが明確になった。

背景・根拠

コンビニエンスストアでの日用品は「目的購入」のお客様が多い。
(予め、購入する商品を決めて来店する)
1日約800人来店するお客様に対して、店内でお客様のニーズに対応する商品とお客様との接触の機会の売場を用意することで、お客様の「ついで買い(予定外の購入)」を促すことができるのではないか?
例えば、ホテル周辺のお店で「お泊りの時にあると嬉しい、あると助かるアイテム」をまとめて並べることで、お客様にとっても、予想外の買い物を楽しんで頂けるのでは?
お客様にコンビニエンスストアで、楽しい買い物をして頂く試みとして、店舗オーナーに実験を依頼した。